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広尾町の特産品を開発。塩と肉と昆布でつくるシャルキュトリー!?

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1月14日、広尾町内の菊地ファームカフェにて、地域おこし協力隊の中村麻矢さんが 「町の食資源開発プロジェクト」の一環で、広尾町の塩と肉と昆布でつくるシャルキュトリーの試作とニホンジカとエゾシカの食べ比べのイベントを企 画した。広尾町の高校生や食資源プロジェクトのメンバーである25人が参加。札幌や帯広、宮城県といった遠方からのお客様も訪れた。

この会では、まだ低価値として扱われている経産牛やジビエ(シカ肉など)を活用し、素材を知ることで新たな価値をつけられないかと商品開発の参考にする。兵庫県芦屋 市でシャルキュトリーの専門店「メツゲライクスダ」を営む楠田裕彦さんと、宮城県で鹿肉の加工を行っている「Antler Claft」の小野寺望を講師に招いた。

エゾシカとニホンジカの食べ比べでは、メスかオスかといった捕獲する個体差や熟成度合、ニホンジカとエゾシカでこんなに味わいが大きく変わると驚いていた。シャルキュトリーは、経産牛と十勝の塩、星屑昆布でつくったハムを試作。評判は上々。と今後も商品開発は続くが、コンビーフやソーセージの試作を行っていく。

2人の講師は、広尾町の食材はポテンシャルが高いことやシャルキュトリーをつくるとき、うまみ成分たっぷりの星屑昆布が武器になることを説明してくれた。