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お知らせ

町民向け食育教室を開催!「ホッキ貝」捌き方講座

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2023年6月1日(木曜日)
健康管理センターとピロロツーリズムが協力し、
地元食材の「ホッキ貝」を使った食育教室を開催しました。

この教室は、地元の漁業者から直接調理と加工の技術を学ぶことを通じて、
「地域の食文化」を継承し、食に対する理解と関心を高めることを目的としています。
さらに実際に体験することで、栄養バランスに配慮した食事を摂る人々の増加を促進することも目指しています。

講師陣には広尾漁協女性部の中田さんと城山さん、
そしてピロロツーリズム推進協議会より保志さんが参加してくださいました。

この教室では、「ホッキ貝」の捌き方から美味しい食べ方まで幅広い知識を伝授していきます。

 

今回は、今が旬のホッキ貝をお刺身やしゃぶしゃぶで楽しんでいただきます。
ホッキ貝はほとんどの部位が食べられる食材で、
驚くことに漁師の中には水管部分をあぶって食べる通な方もいるそうです。

さらに、ホッキ貝を美味しくいただくためには、匂いや滑りを取るためにまず軽くゆでてから
包丁を使って滑りを取るのがポイントだそうです。参加者の皆さんは慣れた手つきでホッキ貝を捌き、
数十個ものホッキ貝をきれいな身に仕上げました。

ホッキ貝の準備が終わり、広尾町の昆布を使ったしゃぶしゃぶの出汁を作りました。
出汁を取るための昆布は、使い終わった後も無駄にせずに昆布の活用法を学び、
美味しい佃煮に変身させました。
参加者の皆さんは、この昆布の活用方法に興味津々で聞き入っていました。

全ての準備が終わり、いよいよ試食の時間です。
参加者は自分で捌いたホッキ貝の味を口にした瞬間、笑顔がこぼれていました。

広尾町は海の食材の宝庫であり、手軽に購入できる場所があります。
このような貴重な経験を通じて、皆さんには積極的に実践していただきたいと思います。

私自身、この食育教室を通じて、地元の食材の魅力や利用方法を学ぶことができました。
また漁業者や地域の方々と直接交流する機会もあり、地域の食文化への理解と関心がより深まりました。

食育は健康な生活を送るために欠かせない要素であり、
地域の食材を活用することは地域経済の活性化にも繋がります。
今回の教室で得た知識と経験を活かして、
自宅でもバランスの取れた食事を心掛けてみてはいかがでしょうか。